かにのアレルギー

かにだけじゃない、「甲殻類アレルギー」


エテ吉

かにってホントにおいしいなあ、人間もみんな食べたがるはずだよね。
でも、人間の中には、かにが食べられない人がいるって聞いたんだけど、
ほんとうなの?

エテ子
そうよ、「甲殻類アレルギー」っていうのね。このアレルギーの人は、かにだけじゃなくて、エビなどの甲殻類は食べれなくて、 症状で個人差はあるけれど、触れるだけでもいけない人もいるのよ。発熱や発疹、なかには血圧が低下したり、 呼吸困難になる人もいるほど強い拒絶反応を起こすから、そういう時は早く病院で治療を受けることが大切ね。

エテ吉
そんなに大変なのかー。人間はかわいそうだなあ、おいらサルでよかったよ。

亜硫酸塩アレルギー:冷凍のかにに使われている酸化防止剤「亜硫酸塩」


エテ子

冷凍のかに商品には必ずといっていいほど酸化防止剤として使われているのが、「亜硫酸塩」。 亜硫酸塩は、冷凍のかにだけではなくて、ワインをはじめとしてドライフルーツなど、日本ではごく一般的に、 保存料、漂白剤、防かび剤、酸化防止剤、変色防止などを目的として使われている食品添加物。 酸化防止剤としての効果はビタミンCとほぼ同等ですが広く使われている理由は、コストが安いためだと思われます。 冷凍のかに商品には、解凍後のかにの身が黒く変色する「黒変」現象を抑える為に、表面の氷に含まれているそうだけど、 この「亜硫酸塩」に対してのアレルギー症状があるみたいです。 ほとんどの人にとっては身体に影響がないものだし、直接的には「かにのアレルギー」ではないけれど、 冷凍のかにには使われている事が多い添加物であることは事実。
アレルギー 5歳の男の子。冷凍のカニのポーションを食べた次の日、顔や体に蕁麻疹がでたんだそうです。 皮膚科での血液検査では、アレルギー反応の値は出ていませんでしたが、 2週間以上、湿疹による手足のかゆみに悩まされたそうで、 特定したわけではありませんが、考えられる原因として 冷凍のかにポーションに使用されていた「亜硫酸塩」の可能性が高いそうです。
アレルギー2 対策として、亜硫酸塩にアレルギーの疑いがある人は冷凍のカニを食べない、というのは当然ですが、 外国産ワインを口にして、蕁麻疹が出た事がある、などの経験がある人は、 かにの解凍時に、カニに付着したグレースの氷を流水で時間をかけて落とす事や、 むき身、ポーションは一定時間水にさらしてから料理するなどのひと手間が必要ですね。 むき身やポーションから、完全に添加物成分を抜く事は難しいのですが、 特に代謝が完全でない小さい子供さんが、冷凍のカニ商品を口にする場合は、気をつけてあげて欲しいですね。